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■長崎大学 学術研究成果リポジトリの登録コンテンツ数が10,000件を達成しました

2008年3月4日にNAOSITEの登録コンテンツ数が10,000件を達成いたしました。

10,000件目の論文は、工学部構造工学科構造システム学教授の松田浩先生の発表論文「ホログラフィ干渉計測及び三次元計測に基づくFEM解析による薄肉板の振動解析」(日本実験力学会講演論文集,No.2, pp.217-222)です。

松田先生からコメントをいただきました。

リポジトリ登録1万件目に寄せて

松田 浩

リポジトリ登録しました私の論文が、長崎大学のリポジトリの登録件数1万件目に当るということで、リポジトリや研究のことなどをとの依頼に軽く承諾しましたが、締め切りを大幅に超えてしまいご担当の方には本当に迷惑をおかけしました。

拙著「ホログラフィ干渉計測及び三次元計測に基づくFEM解析による薄肉板の振動解析」は和歌山大学で開催された日本実験力学会2002年度年次講演会の論文です。和歌山大学での学会は真夏の8月でした。光計測の研究を行っていました大学院生と一緒に行ったことを思い出します。内容は現在行っている研究の先駆けとなるような論文です。振動実験では振動数と振動モードが得られます。本研究では当時開発した三次元計測器を用いて形状を計測を行い、その計測データをFEMに取り込み振動解析を行いました。振動実験による結果と三次元計測に基づく振動解析結果はよく一致することが確認できました。この研究を機に、長崎市の平和祈念像の計測と解析にも適用し、さらにこの技術をインフラ構造物のメンテナンスに適用するべく研究を進めています。

ところで、ドイツ学術交流会(DAAD)東京事務所30年記念行事の一つにペーター・グリュンベルク博士の講演会と若手DAAD元奨学生との討論会がありました。グリュンベルク博士は電磁の層構造と新しい磁気抵抗効果の研究で2007年ノーベル物理学賞を受賞されました。その研究は現在の大容量ハードディスクの生産に繋がっています。討論会では、「大容量ハードディスクの発見と発明により電子図書館へ変貌するのではないか」との質問に対して、「そのようになるかも知れないが、寝転んで読みたい本もある」と笑って答えておられました。

デジタル化により確かに多くの情報を一元管理できます。私も論文等のペーパーレス化を目指して、私のHP上に論文等をpdf化して掲載していました。しかし、自著論文でも学会に許可を得ないと掲載することはできないということでしたので、ある時から以降は掲載していません。今回は図書館の方で著作権も含めて対応していただきました。必要なときにいつでもどこでもインターネットで長崎大学図書館に入れば見ることができます。大いに利用しようと思います。 (2008-06-09)

松田先生、お忙しい中コメントを下さり本当にありがとうございました。

NAOSITEでは今後とも先生方の研究成果の発信に貢献していきたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

松田先生のNAOSITE登録文献はこちらからご覧いただけます。


2008.06.10

長崎大学附属図書館 学術コンテンツ担当

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