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■長崎大学 学術研究成果リポジトリの登録コンテンツ数が19,000件を達成しました

2011年5月17日にNAOSITEの登録コンテンツ数が19,000件を達成いたしました。

19,000件目の論文は、医歯薬学総合研究科の田中 隆先生の学術雑誌掲載論文「ent-Eudesmane sesquiterpenoids, galloyl esters of the oak lactone precursor, and a 3-O-methylellagic acid glycoside from the wood of Platycarya strobilacea.」(Phytochemistry, 72(8), pp.796-803; 2011)です。

田中先生から19,000件目に寄せてのコメントをいただきました。

機関リポジトリ登録件数19,000件達成記念コメント

Q. 19,000件目の論文「ent-Eudesmane sesquiterpenoids, galloyl esters of the oak lactone precursor, and a 3-O-methylellagic acid glycoside from the wood of Platycarya strobilacea.」はどのような内容でしょうか。

1709年に編纂された「大和本草」という薬草の本に、ノグルミという木について『木ヲ焼ケバ香ヨシ・・・沈香(高級香木)ニ代フ』と記載されています。しかし、その香りが何なのか謎のまま残されていました。その謎を解くために研究を行って新しい香り成分を発見した論文です。さらにこの木はウイスキーやブランデーの香りの前駆体も多量含んでいます。長崎県の対馬に多く自生するノグルミの古くて新しい香木としての応用が期待されます。



Q. 先生の今後の研究テーマについて教えてください。

生物が作る化学成分は、それぞれに存在意義があるはずで、それらを分離して機能性を明らかにすれば、医薬品、抗菌衛生素材、機能性食品、化粧品などさまざまなものに応用することができると考えています。また、漢方薬や紅茶のように人類の長い歴史の中で考案され生き残ってきた文化を化学的に解明して意義づけを行うことが私たちのテーマです。

       医歯薬学研究科 天然科学研究室: 研究内容



Q. 機関リポジトリに登録された論文をどのような方々に読んで欲しいですか。

植物成分の産業的応用に興味を持っている世界中の大学や企業の研究者です。



Q. 機関リポジトリという取り組みについて感想や注文などご自由にご記入ください。

大学の研究が世界に広く公開されることは、非常に意義のあることと思います。



田中先生、お忙しい中コメントを下さり本当にありがとうございました。

NAOSITEでは、長崎大学の先生方の研究成果を世界に向けてより広く、より幅広い層の方へ発信するため、

努力していきたいと考えております。これからもどうぞよろしくお願いいたします。

田中先生のNAOSITE登録文献はこちらからご覧いただけます。


2011.5.18

長崎大学附属図書館 学術コンテンツ担当

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