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■長崎大学 学術研究成果リポジトリの登録コンテンツ数が28,000件を達成しました

2015年2月12日にNAOSITEの登録コンテンツ数が28,000件を達成いたしました。

28,000件目の論文は、名誉教授の高橋 和雄先生の学術雑誌掲載論文「地方都市の地域防災をどう維持する」(自然災害科学, 33(3), pp.175-176; 2014)です。

高橋先生から28,000件目に寄せてのコメントをいただきました。

機関リポジトリ登録件数28,000件達成記念コメント

Q. 28,000件目の論文「地方都市の地域防災をどう維持する」はどのような内容でしょうか。

当方が学会長を務める日本自然災害学会の学術誌「自然災害科学」の巻頭言で、自然災害が巨大化する一方で、地方都市では高齢化・人口減で地域防災の担い手が減少している状況を指摘して、これまでの枠組みにとらわれない地方都市における防災・減災対策のあり方を提案したものです。

Q. 雲仙普賢岳の火山災害関係の論文をNAOSITEに登録していただいていますが、どのような方々に読んでほしいですか?

火山噴火の発生頻度は風水害などと比較すると小さいのですが、いったん噴火すると被害規模が大きく、災害が長期化する特性があります。日本には富士山のように都市に接近した火山が複数あります。火山災害の被害想定や噴火シナリオ、タイムラインを作成する防災機関や自治体関係者に今までも活用してもらっていますし、これからも使ってほしいと願っています。

Q. 名誉教授の高橋先生から若手研究者に伝えたいことを教えてください。

地方に在住した方が腰を据えた研究や専門の枠にとらわれない研究ができると考えています。これまで見てきた経験では目的をもって取り組めば結果が必ずついてきているとみています。

Q. 機関リポジトリという取り組みについて感想や注文などご自由にご記入ください。

研究や調査結果を多くの人に見ていただくためのいい取り組みと思います。私の資料は330件程度登録されていますが、2014年8月広島土砂災害後には土砂災害関係、10月の御嶽山の噴火後には火山災害関係の資料が多く読まれています。NAOSITEには当方の学術論文・報告を掲載していただいていますが、当方が収集した災害資料についても電子化が進み内閣府、国土交通省、県などのWeb図書館に順次アップしつつありますが、これらとNAOSITEとリンクを張りたいと考えています。

昨今発生している自然災害関連の影響を受け、先生の論文はたくさんの方々に読まれ、活用されています。
また、国や県と災害資料を共有するという新しい取り組みにより、先生の論文がさらなる防災への意識向上につながることが期待されています。
高橋先生、お忙しい中コメントをいただきまして、ありがとうございました。


高橋先生のNAOSITE登録文献はこちらからご覧いただけます。


2015.2.16

長崎大学附属図書館 学術コンテンツ担当

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