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保守という名の漸進・改革という名の停滞―長い18世紀と英国経験論―


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タイトル: 保守という名の漸進・改革という名の停滞―長い18世紀と英国経験論―
著者: 深浦, 厚之
発行日: 2016年 8月
出版者: 九州大学出版会
引用: 長崎大学経済学部編 『知の地平を越えて 長崎高等商業学校から長崎大学経済学部の100年』 第4章
抄録: 周知のように、D.Humeによって頂点に達した英国経験論は、17世紀末葉から18世紀初頭に英国が体験した統治体制の変化とその確立、すなわち名誉革命体制と呼ばれる一連の経緯、の過程と密接に関係している。それは、様々な政治的・宗教的・学術的主張が混然一体となった一見、無定見な体制であったが、長い18世紀と呼ばれる国家体制をもたらした。この英国の経験が、安定したコミュニティとは種々の個性が混然一体となり、構成員相互の認識・受容(Humeが共感と呼ぶ人間の本性)が紐帯となるコミュニティであるという経験論の知見に繋がる。歴史的事実は事象の継起以上でも以下でもなく、たとえ反復して生じる事象であってもア・プリオリな因果関係や知覚を超越した原理を決して意味しない。コミュニティは過去との連続、つまり経験の叡智を結集するという意味での保守主義・漸進主義、によってのみ現実的に進化する。古来、改革・革命と呼ばれた試みがことごとく悲惨な結果に終わったというまさに“経験”が、そのことを雄弁に裏づけている。
キーワード: 長い18世紀 / 経験論 / 漸進主義
URI: http://hdl.handle.net/10069/37167
資料タイプ: Book
原稿種類: author
出現コレクション:020 図書の章

引用URI : http://hdl.handle.net/10069/37167

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