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NAOSITE : Nagasaki University's Academic Output SITE > Institute of Tropical Medicine > Bulletin > Endemic diseases bulletin of Nagasaki University > Volume 6, No. 3 >

日本におけるSalmonelleaeの疫学と生態.


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Title: 日本におけるSalmonelleaeの疫学と生態.
Other Titles: Epidemiological and Ecological Studies on Salmonelleae in Japan
Authors: 坂崎, 利一 / 中谷, 林太郎
Authors (alternative): Sakazaki, Riichi / Nakaya, Rintaro
Issue Date: 23-Sep-1964
Citation: 長崎大学風土病紀要 6(3), p.167-173, 1964
Abstract: わが国におけるサルモネラの事情は,戦後各国軍隊の駐留,邦人の外地よりの引き揚げ,アメリカからの各種食品の輸入などによって大いに変化していることは推測出来る.1949年から1963年に至る15年間当センターで検査された材料は各種動物20種のものをも含み約50,000件で,決定されたサルモネラは3,892株,74血清型,アリゾナ(主としてへビから分離)は44血清型(うち23種は新型)であった.ヒト由来のサルモネラのうち普遍的なS. typhi, S. paratyphi A, S. paratyphi B及びS. sendaiは当所に送致されずに決定されるものが多いので正確な数値を把握し難いが,その他のものではS. enteritidis, S. potsdam. S. typhi murium, S. thompson, S. narashino, S. senftenberg, S. give, S. new brunswickの順に検出率が高かった.そしてこの成績を野犬,ネズミ,タマゴなどに由来するものと年次を追って比較検討すると,野犬よりのものは終始ヒトのそれに似,また一方近年ネズミ系の菌型よりタマゴ系のそれの出現率が高いことが留意される.このことは野犬の検査によってヒトのサルモネラ症の流行菌型をある程度予測し得ること,現在のヒトのサルモネラ症特に食中毒の疫原としてタマゴが大いに重要視さるぺきであることを示す.以上のほか坂崎は特にヘビ及びミミズにおけるサルモネラ及びアリゾナについて研究し,その排〓物における高率な保菌の実証から,土壌とこれら土に関係ある動物を,従来ヒトとその生活環境に存在する動物との構成していた生態学的サイクルに入れ,現在は,サルモネラ(広義にとってSalmonelleae)の疫学及び生態学を再考すべき時期に来ていると結んだ.
URI: http://hdl.handle.net/10069/3935
ISSN: 00413267
Type: Departmental Bulletin Paper
Appears in Collections:Volume 6, No. 3

Citable URI : http://hdl.handle.net/10069/3935

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