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Studies on the Follicular Development and Overwintering of the House Mosquito, Culex pipiens pallens in Nagasaki Area


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タイトル: Studies on the Follicular Development and Overwintering of the House Mosquito, Culex pipiens pallens in Nagasaki Area
その他のタイトル: アカイエカの濾胞の発育と越冬に関する研究
著者: Oda, Tsutomu
著者(別表記) : 小田, 力
発行日: 1968年12月
出版者: 長崎大学熱帯医学研究所 / Institute of Tropical Medicine, Nagasaki University
引用: 熱帯医学 Tropical medicine 10(4). p195-216, 1968
抄録: The females of the house mosquito, Culex pipiens pallens, are gonoactive in summer and have common or middle sized follicles of N to Ib in stage, while in September when temperatures fall rapidly and photoperiod becomes shorter by high speed, there occur females with large follicles and in some cases those with I-II or Ha stage ones. In late September and mainly in October, under slightly more lower temperatures, there occur females with small follicles. The females with large follicles seem to continue feeding and egg-laying till the end of autumn or even the beginning of winter and seem to die off in winter months. The females with small follicles being gonoinactive enter overwintering places such as caves which become to have middle sized follicles in January and February. The females are now gonoactive and all of them move out from the shelter with the further progress in follicular development by the end of March. / 25℃,12時間照明の下で1令幼虫から飼育羽化させた♀群の羽化後並びに吸血後の第1濾胞の発育を経時的に調べて記載した.この際こおける未吸血♀群の濾胞の発育状態を基準として,各種条件下で飼育羽化させた♀群或るいは自然界で採集した♀群のそれとを比較検討して.本種蚊の越冬様式を知ろうとした.夏季,吸血に来る♀群;25℃,15.2時間照明或るいは28.4℃,14.7時間照明の下で飼育羽化させた♀群の第1静止期における第1濾胞の大きさは6~8micrometer scale (1:9,725μ)で,発育期はN~Ib期のものが普通である.上の基礎実験の飼育条件である25℃,12時間照明は,日長の点では短日処理をしたことになるが,濾胞の発育状態はよい一致を示したので温度が25℃以上の場合には短日処理の影響は殆んどないものと考え得る。9月に入ると日長の短縮の度合が急に大きくなり,気温の急低下が起るが,この時期になると9以上の濾胞を持った多くの♀が出現し,発育期にもI-II又はIIa期迄進むものもみられる.気温の低下,日長の短縮が更に進むと5以下の濾胞を持ったものが多くなる.そこで,6~8の濾胞を中型又は夏型,9以上を大型,5以下を小型,と区別して吟味することにした.9月中,下旬には大型濾胞を持った♀群が多く出現するが,これらの♀はgonoactiveで秋遅くまで吸血と産卵を繰り返し多くは冬の始め迄に,或るいは冬季中に死滅するように思われる.小型濾胞を持つ♀は9月中,下旬にも出て来るが,次第に多くなり,10月に羽化するものは殆んどが小型を持つようになる.これらの♀はgonoinactiveで殆んど吸血せず,防空壕などの越年場所へ集まる.冬季中小型濾胞は中型となるが,越年場所では,越年期間を通じて,大型を持った♀は殆んど全く発見されない.所が2月中旬から野外では既に吸血活動が始まり,気温の上昇と日長の伸長が急に速度を増す3月になると次第に吸血に来る♀の数が多くなるが,これらの♀は大型濾胞を持っており,殆んどすべて未経産♀である.これらのことから越年中の♀群は,濾胞が発育するにつれてgonoactiveとなり越年場所を去ること及び経産♀の越年は非常に少ないであろう事が窺われる.
URI: http://hdl.handle.net/10069/4041
ISSN: 03855643
資料タイプ: Departmental Bulletin Paper
出現コレクション:第10巻 第4号

引用URI : http://hdl.handle.net/10069/4041

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